「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12.10集会に5500人

 東京・日比谷野外音楽堂を会場に「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12.10集会は好天の中、5500人の参加者を得て開催されました。(写真:今井明さん)

動画 12.10さようなら原発1000万署名集会・パレード

集会に先立って、JR有楽町駅前(交通会館前)で街頭署名を行いました。買い物客でにぎわう有楽町で、多くの人が足を止めて、署名に協力していただいたり、署名入り封筒とチラシを受け取ってくれました。

呼びかけ人でルポライターの鎌田慧さん(左)による署名協力の呼びかけ。

賛同人で講談師の神田香織さん。力強い訴えに素通りしていた人々も思わず振り返った。

署名をしてくれる若い人の姿も目立った。

集会のMCも務めた神田さん。笑いあり涙あり。すばらしいMCに一味も二味も違う集会となりました。

言わずと知れたPANTAさん。もっと聴いていたいと思った方はいっぱいいたはずです。

街頭署名に引き続いて訴える鎌田さん。署名拡大のため全国をまわっていらっしゃいます。

呼びかけ人の内橋克人さんは、この日は体調を崩され、非常に残念ながら欠席されました。

呼びかけ人の大江健三郎さん。MCの神田さんによる紹介の際の「23歳でノーベル賞受賞…」との言い間違えに、「私も早熟な人間ですが…」とユーモアで返し、会場を盛り上げてくださいました。(23歳は芥川賞でした)。

「駅前アクション」のメンバーとして都内の街頭で署名を集める中尾こずえさん。

生活協同組合パルシステム千葉の平野都代子さん。

組織をあげて署名に力を入れてくださっています。

カトリック正義と平和協議会会長の谷大二さんもかけつけてくださいました。

福島から大賀あや子さん。涙ながらの訴えに会場から大きな拍手が起こりました。

福島県平和フォーラム代表の竹中柳一さん。

前日には福島独自の署名159,762筆を政府へ提出され、東京電力に要請も行われました。

集会後、参加者は解散地点の常盤橋公園をめざして、新橋~銀座とデモ行進しました。

2件のコメント

  1. 12月16日 「冷温停止状態」・「事故収束」宣言 20ミリシーベルト 除染に思うこと

    百万歩譲って ふくいちが仮に事故収束したとしても 20ミリシーベルトで人が暮らせる根拠が軽薄 いったい 空間線量・外部被曝想定値だけで 晩発性障害・疾病に関する内部被曝被害(吸入・経口など)を 真剣に議論したのだろうか? はなはだ疑問である

    まったく内閣府の連中は子供の将来など 微塵にも考えていない歳食ったおっさんばっかりではないか?  IAEAの手下みたいなやつの言うことは聞けないぜ!

    内部被曝は 外部被曝の積算個人線量計数値に対して 最低でも2倍ぐらい 大きいのが当たり前 自然界の放射線でも 年間平均2.4ミリシーベルトのうち外部被曝が約0.8 内部被曝が約1.6と考えるのが日本アイソトープ協会発行の「密封線源の基礎」に書いてある放射線取扱主任者国家試験のテキストにある事実

    年間20ミリシーベルトは 放射線従事者の年間平均被曝線量限度・実効線量の最大値である この値で 被曝リスクの対価も与えられず 人体実験するために帰還させる除染など 全く犯罪行為である  

    政府と東電を信じてはならない!

    原発事故後の 放射性物質との共存社会では 人間の五感は全く役に立たない 頼れるのは 正しい知識と情報 それに想像力と一台の線量計だけです

    日本中で 放射性物質の濃縮・移動が 今もこれからも 進んでいきます
    福島だけでなく みなさんの所にも 形を変え放射性セシウムは届いています
    想像力があるか ないか?
    運命の分かれ道です・・・

  2. 10日はお疲れさまでした。
    9.19後にもコメントがありましたが、一部のコールが長くて唱和しずらいときがありました。ブラック・ミュージックのコール・アンド・レスポンスのように短くて分かりやすいフレーズの方が、通行者へのアピールとしても効果的ではないでしょうか。家族連れも多いことですし、子供も声を合わせられるようなものがよいと思います。
    また、署名活動を行なっているということをもっとアピールした方がよいと思います。私のそばを歩いていた女性達が、小さい声ながらも「署名やってます」「署名しましょう」と沿道に呼びかけていて、とても好感が持てました。あと800万人分集めるためには、「署名活動をアピールするデモ」であることを強調する必要があるのではないでしょうか。
    では、次回もがんばりましょう。

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