さようなら原発1000万人アクション

現在の署名数:  2016/11/18 集計 8663679 人分 (1000万人まで続けます)

さようなら原発

2016年11月15日

11.5さようなら原発講演会報告

110500-1

 11月5日、お茶の水の連合会館で「もんじゅは廃炉だ!黄昏の核燃料サイクル」をテーマに海渡雄一弁護士の講演会が行われました。普段は集会で話を聞くことは多いもののじっくりと話しを聞く機会が少なかったのですが、今回は各地の原発裁判に長く関わってきた海渡さんの話を90分にわたって聞くことができました。
 集会の冒頭で、鎌田慧さんは「9月23日の集会は雨でデモは中止になったが、次からは雨でもやりたい。鹿児島に続いて新潟県知事選挙でも不利な状況をはねのけて勝利した。私たちは勝っています。」と話しました。

110500-2

 海渡さんの話は、パワーポイントのシートが96枚にも及ぶものでした。最初に「もんじゅは、人件費を除いて、建設費・維持管理費・燃料費だけで2014年までに1兆3千3百億円を費やしながら失敗した。資源小国の夢のエネルギーとして1950年代に軽水炉導入と共に言われたが実現していない」と話した後、高速炉と高速増殖炉の違いから、各地での裁判での状況など幅広い内容でした。
 質疑応答でも、「私見だが日本が核燃サイクルを維持したいのは(核爆弾に転用できる)プルトニウム技術を確保しておきたいからでは」としました。
 講演会最後に、長く海渡さんともんじゅ訴訟に関わってきた福武公子弁護士から「今は福島からの避難者と共に国と東電を相手に千葉で裁判を起こしている。来年3月頃にかけて千葉をはじめ各地の判決が出されようとしている。こちらの支援もよろしく」と話しました。
 講演会後、参加者からは「自民党の支持者でも半数以上が再稼働に反対しているなどの話を聞くと元気がでる」などの声が聴かれました。

2016年10月21日

さようなら原発講演会

 福島原発事故以降、原子力政策のほころびが次々と明らかになってきました。安倍政権の進めるエネルギー基本計画では原発政策の推進を大きくうたい、原発再稼働や核燃料サイクルの推進、原発輸出などを打ちしています。しかし、国民の6割を超える「脱原発」の声に押され、どれもこれも計画通り進んでいません。原子力政そのものが破綻していることは明らかです。いまこそ「脱原発」に向けて舵を切るときです。講演会では原子力政策の矛盾を様々な角度から切り込みます。

第1回(11月5日、土) もんじゅは廃炉だ! 黄昏の核燃料サイクル
講師:海渡雄一(弁護士)

第2回(12月17日、土) 電力自由化と自然エネルギーの行方
講師:飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)

第3回(1月14日、土) 放射線健康被害のウソ-ICRPのまやかし
講師:西尾正道(北海道がんセンター名誉委員長)

と き:14:00~16:30(13:30開場)
ところ:連合会館2 階・大会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 電話:03-3581-5650
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、丸ノ内線「淡路町駅」、
都営新宿線「小川町駅」いずれもB3出口すぐ横
JR 中央・総武線「御茶ノ水駅」聖橋出口徒歩5分
※3回とも、全て同じ時間・同じ開場です。

資料代:800円

主催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1 階原水禁気付 電話:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223
Email:sayonara.nukes@gmail.com http://sayonara-nukes.org(/「さようなら原発」で検索)

※チラシデータはこちら↓
さようなら原発大講演会チラシ

2016年10月21日

破綻する核燃料サイクルにとどめを!! さようなら「もんじゅ」 さようなら核燃サイクル 東京集会

 原子力政策でも暴走する安倍政権。ついに「もんじゅ」廃炉へ舵を切ろうとしています。「もんじゅ」の廃炉にとどまらず、プルトニウム利用計画全体の矛盾に波及し、自公政権が進めている原子力政策・核燃料サイクル政策全体の崩壊に直結するものです。破綻する核燃料サイクル政策にとどめをさしましょう。

と き:2016年12月8日(木) 開場 18:00/開会 18:30/デモ 19:30

ところ:日比谷野外音楽堂
東京メトロ丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関駅」B2・C4出口より徒歩5分
東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷駅」A14出口より徒歩5分
都営地下鉄三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩3分
JR「新橋駅」日比谷口より徒歩10分

発言:鎌田慧さん(ルポライター)、宮下正一さん(新もんじゅ訴訟原告・原子力発電に反対する福井県民会議事務局長)、浅石紘爾さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団長)など

デモコース:日比谷→文科省・経産省前→新橋駅前→銀座・数寄屋橋→鍛冶橋駐車場・流れ解散

主 催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1階 原水禁気付
TEL:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223
Email:sayonara.nukes@gmail.com
http://sayonara-nukes.org/(「さようなら原発」で検索)

※チラシデータはこちらから
さようなら「もんじゅ」さようなら核燃サイクル東京集会

2016年10月7日

さようなら原発 大講演会 第一回「もんじゅは廃炉だ! 黄昏の核燃料サイクル」

さようなら原発 大講演会
第1回「もんじゅは廃炉だ! 黄昏の核燃料サイクル」

 原子力政策でも暴走する安倍政権。ついにもんじゅ廃炉へ舵を切ろうとしています。もんじゅの廃炉に止まらず、プルトニウム利用計画全体の矛盾に波及し、自公政権が進めている原子力政策・核燃料サイクル政策全体の崩壊に直結するものです。破綻する核燃料サイクル政策の実態を報告します。

と き:2016年11月5日(土)14:00~16:30(13:30開場)

ところ:連合会館2階・大会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 TEL:03-3581-5650
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、丸ノ内「淡路町駅」、都営新宿線「小川町駅」いずれもB3出口すぐ横
JR中央・総武線「御茶ノ水駅」聖橋出口徒歩5分

講 師:海渡雄一(弁護士)

資料代:800円

※第2回は12月17日(土)、第3回は1月14日(土)に開催する予定です。

主 催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1階 原水禁気付
TEL:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223
Email:sayonara.nukes@gmail.com
http://sayonara-nukes.org/(「さようなら原発」で検索)

20161105%e3%81%95%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e3%82%89%e5%8e%9f%e7%99%ba%e5%a4%a7%e8%ac%9b%e6%bc%94%e4%bc%9a%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%b7%e4%b8%8b%e7%b7%9a%e5%85%a5%e3%82%8aol

2016年9月27日

「さようなら原発 さようなら戦争 9.22大集会」報告②

 第二部は、時間を早めて13時20分に、菱山南帆子さん(許すな!憲法改悪 市民連絡会)さんの司会で元気にスタートしました。

主催者あいさつでは、澤地久枝さん(呼びかけ人・作家)が、雨の中、大勢が集まってくださったことへの感謝を述べ、運動は原発政策を追い詰めている、と語りました。
 政府はもんじゅをやめると共に、原発をやめるという勇気をなぜ持たないのか、汚染水は止まらず、故郷を奪われた人はかつての生活に戻れない。その上、福島原発事故の責任が電気料金の形で市民に負わされようとしている。子どもの病気、原発作業員の病気も多い。作業員の賃金は下請け構造でピンハネ、不払い。原発事故で金もうけをするのはバチ当たりだ、と、原発政策の破綻ぶりを指摘。原発をなくすまで、最後までがんばっていきたい、と決意を述べました。

dsc_0427

 福島原発告訴団長の武藤類子さん(ひだんれん共同代表)は、「被災者を見捨てるな」「被災者の声を聴け」のむしろ旗を掲げた被災者と共に登壇。
 国内の原発は少しずつ追い詰められている、一人ひとりがこつこつと本当によくやってきた。あと一息をみんなでがんばろう、とまずお互いの努力をねぎらい、そして、落ち着いた声で被災者の現状を訴えました。
 困難はいまだ続き、新たな困難が生じるなか、喫緊の課題は、避難解除による賠償や、住宅支援の打ち切りの問題。家を奪われるのは非情なことで、国や福島県は、県外の自力避難者であっても県内在住の避難者も、どちらも救済を続けるべきだと述べました。「理不尽な原発事故で福島に帰れなくしたのは誰なのか、と私たちは問いたいです」
 子どもの甲状腺がん・その疑いは、今月の県民健康調査の報告で174人。支援のため、3・11甲状腺がん子ども基金を立ち上げた。既存の制度がないなか、民間で行う。被曝を避けるための保養も、本来国が制度化すべきだが、これらのことにも取り組んでいきたい、と、強いられた闘いの中で、一人ひとりを大切にし支えあっている状況の報告とそれへの支援を呼びかけました。

dsc_0432

 詩人のアーサー・ビナードさんは、「あいにくの天気」という言葉が今日は何度も出ているが、雨の日の方が福島で起きていることを実感できるのではないか、と語り始めました。この1週間降り続いた雨で、地下水は地上に達し、「地上水」となっている。この毒水が海に流れるのをどうするのか。
 東京電力が進めるのが、凍土方式による遮水壁。亜熱帯の日本で、永久凍土を、電力を使ってつくるという。税金を投入しても、凍らない凍土壁。このまま続くと、新しい日本語ができるのではないか、「凍土のつまり」(トドノツマリ)――と、会場を笑わせました。
 また東京電力は、東京電力ホールディングスと社名を変えたが、ふさわしい名前だ、とビナードさん。名前に「ホール(穴)」があるとおり、福島第一原発の1号機から4号機に穴をあけ、国家予算に穴をあけている。
 核の平和利用は、実は電力のためではなく、核武装のため。広島訪問では意味のあることを言わなかったオバマ大統領だが、アメリカに帰っての核の先制不使用を言った。その動きに安倍政権はそんな約束をするな、と言っている。先に核兵器を使用するとは、日本が世界で最も卑怯な国に成り下がった瞬間だった。黙ってこの政権を続けさせれば、私たちも卑怯な連中になる。卑怯な原子力政策に終止符を打つためにがんばっていこう、と呼びかけました。

dsc_0440

 木内みどりさんは、呼びかけ人で参加できなかった落合恵子さんからの力強いメッセージ文を読みあげてくれました。
 5兆円を超える防衛費、武器の輸出、沖縄への暴挙、漏れ続ける汚染水、9万人を超える避難者……。「私たち一人ひとりは、国の歯車ではありません。私たち一人ひとりは、国の所有物ではありません。私たち一人ひとりは、あくまでも尊厳ある独立した存在であり、まぎれもない主権者です。その暴挙に打ち勝ってこそ、この屈辱を跳ね返してこそ、私たち自身と私たちに連なるすべてのいのちと、私たちの民主主義は、深呼吸の時を迎えるのです」と、落合さん。
 木内さんは、「何をやっても変わらない、むしろ悪くなる」と悩むこともあるけれど、悩むのはやめた、次の一歩を踏み出せばいいのだ、と。そして、キューバで100万人が集まったという革命広場を見てきたが、国を変えたいという人が大勢集まり革命を成功させた。日本にも原発をとめたい人は大勢いる。それらの人々と一緒にがんばっていきたい、と決意を述べました。

dsc_0446

 高校生1万人署名運動の布川仁美さん(高校平和大使)は、この活動を通じて、「知ること」「想像すること」の大切さを学んだと話してくれました。
 平和大使になり改めて長崎を訪問し、原爆は人の体だけでなく、心も奪い去った、助け合うという人間本来の心すらも失わせたと知り、胸が苦しくなった。また、原爆・戦争の悲惨さと正面から向き合い想像することで、いまここにある日常の些細な幸せを深く感じることができた。自分は微力な存在だが、知ることができる、想像することができる、後世へ伝えることができる。同世代の仲間とともに、核兵器の廃絶と平和な世界の実現のためにがんばっていきたい、と結びました。

 福井の宮下正一さん(原子力発電に反対する福井県民会議事務局長)からは、廃炉の方向が示された高速増殖炉のもんじゅの、事故や点検漏れなどの歴史と現在の報告がありました。
 もんじゅは「悪魔の原子炉」。原子炉にあるのは毒性の非常に強いプルトニウム239。冷却には金属ナトリウムを使っているが、空気にふれると燃え、水につかると爆発する。配管は細くて長く、地震で損傷する可能性が大いにある。ひとたび事故がおこれば、大爆発がおき、福井どころか、日本の半分が人が帰れない地域になってしまう。人が大量被ばくし、逃げ切れない。もんじゅを運転させてはならない、と訴えました。

  協力団体の「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲行動実行委員会から、木村辰彦さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)が発言。
 辺野古新基地建設、高江のヘリバッド建設に反対する市民を、国家があらゆる権力を使って押しつぶそうとしていると告発。本土の機動隊と沖縄県警が1000名体制で高江を制圧。まるで戒厳令下のように、住民道路を封鎖、市民を暴力で傷つけ、不当逮捕を行っている、と現状を訴えました。
 また、先日自衛隊のヘリコプターがヘリパッド建設の重機輸送を行ったが、自衛隊に基地建設をさせる法律はなく、政府が作りたがっている緊急事態法が高江では先取りされてしまっている、と指摘。また、沖縄県知事の埋め立て承認の取り消しを国が訴えた裁判の、9月16日の高裁判決は、三権分立も何もなく司法が国を追認、地方自治を軽視し国に従わせる、まったくの不当判決だ、と批判しました。
 20年間沖縄県民は闘い続けている、闘いは全国に広がっている、沖縄と本土の市民が力を合わせれば、必ず新基地建設を止めることができる、と連帯を強く呼びかけました。

 もう一つの協力団体、戦争をさせない・9条壊すな!総がかり実行委員会からは、福山真劫さんが発言。
 世論の圧倒的多数が違憲だと反対する安保法案が強行採決されて1年。私たちはその後も闘い続けてきた。いま、戦争法の具体化として南スーダンへの派兵が進められている。南スーダンは内戦状態。憲法違反の戦争法を根拠にした自衛隊の派兵を許すわけにはいかない、と強く訴えました。
 強行採決されて1周年となる9月19日の国会包囲行動には、2万3000人が駆けつけ、全国300カ所以上で行動があった。戦争法廃止の署名は1400万を超えている。われわれ市民が求めているのは平和なのだ!と心からの叫びが響き渡りました。
 体をはって闘っている沖縄の人々に対し、総がかり行動実行委員会も闘争団を派遣し、東京でも闘う、また10月6日から「沖縄県民の民意尊重と基地の撤回を求める全国統一署名」を展開する、と行動計画を紹介。本土での闘いをもっと強め、市民が連帯して、横につながってがんばれば絶対に勝てる、と呼びかけました。

dsc_0467
 
 最後の閉会あいさつは、呼びかけ人の鎌田慧さん。
 今日は画期的な集会だった。もんじゅの廃炉の方針を受けての初めての集会で、私たちは今後一つひとつの原発の再稼働を止め、再処理工場を止め、廃炉に向かっていく。今日9月22日はその出発点だ、と宣言。
 もんじゅは1兆円も金を無駄にしてようやく廃止が決まった、これは原発政策の曲がり角、あるいは転換、あるいは転落、あるいは絶滅の始まりだ。原子力船むつはすでに廃船になっている。もんじゅが続き、次は六ヶ所村の再処理工場だ、と気合を入れました。
開拓農民を追い出して建設した六ヶ所村再処理工場は、すでに12兆円を投入、30年経っても稼働できず、試運転が22回も中止されている。しかし政府が諦めないのは、核武装の能力を作るのが最後の狙いだからだ、と喝破。しかし、私たちはもんじゅをつぶし、再処理工場をつぶし、日本の核武装を阻止していく、今日はそういう決意を込めた集会であり、戦争に反対し、原発再稼働に反対し、沖縄の基地に反対し、苦難のうちにある福島の生活をどう守っていくかを考えていく集会である、と述べました。
東電の株、復興事業企業の株を買いこんでいる今村雅弘復興大臣。防衛関連企業の株を買い占めている稲田防衛大臣。戦争をやればもうかる、こんな不道徳があるか、と鎌田さんは憤りをあらわに。原発事故の補償金、廃炉費用を、新電力に負担させる政府方針が出されたが、電力会社は事故を起こしても勝手放題で、責任をとらない、われわれは安倍政権になめられている。
安倍は自民党の党則を変えて3期やろうとしているが、これは独裁者のやること。オリンピックもやり、憲法も変える、そのために任期を延ばす姑息な手段だと指摘しました。
今日はデモ行進はやらないが、雨の日に闘い抜いた記憶を胸に刻み、今後にエネルギーを蓄えてください。みなさん、がんばろう!と激励し、集会は終了しました。

2016年9月27日

「さようなら原発 さようなら戦争 9.22大集会」報告①

 9月22日(木・祝)、代々木公園で、「さようなら原発 さようなら戦争 大集会」が開催されました。降りしきる雨のなかでしたが、9500人もの方が集い、原発を止め、戦争を止める決意を新たにしました。

 12時からの第一部では、原発事故被災者の現状を、4名の方がお話しされました。司会は松村真澄さん(ピースボート)。

 まず、福島県飯舘村の酪農家・長谷川健一さん(原発事故被害者団体連絡会共同代表、原発被害糾弾・飯舘村民救済申立団団長)のお話。
 事故前は8人家族、牛を50頭ほど飼っていた。孫の姿を見ながらの穏やかな生活が、原発事故で一変。家族はバラバラに避難生活を送り、二度と元の生活はできない、とかけがえのないものを失った深い悲しみを語りました。
 来年3月末での飯舘村の避難指示解除を国は決めたが、飯舘村の現状がいかに悲惨か。汚染土を詰めた黒いフレコンバッグが、7月現在180万個、そして1カ月に10万個くらいのペースで増え続ける。農家が多い地域であり、生産しても売れないであろう農産物の差額補償など、政府は対策を講じるべき。避難解除をするにあたって、政府からは何の確約も保証もなく、「自己責任で帰れ」ということか、と怒りを滲ませました。

dsc_0396

 蛇石郁子さん(郡山市議会議員)は、原発事故から5年半が経ったが、被害者は苦悩の日々を送っている。加害者が誰も責任をとらず、大きな顔をしてのさばっているからだ、と、被害者をなおざりにした復興事業と利権の実態を批判しました。
 また、放射性物質の指定廃棄物の基準が、事故後は8000ベクレル/kgへと80倍も緩められ、本来なら厳重に管理しなければならない指定廃棄物が、安易な焼却、焼却灰のセメント利用、不法投棄などで汚染が拡大している問題の重大性を訴えました。
 郡山市の例では、下水処理施設から出た、放射性物質を含む汚泥の仮設焼却炉の建設・解体が市内各地で繰り返されており、しかも利権がらみの過大な見積もりがなされるなど、情報公開・住民説明を軽視する非民主的方法で事態が進行していると報告しました。
 地震、津波、大型台風が近年日本列島を襲っており、国の方針は安易で無責任。汚染土壌を公共事業で使用しないよう、全国のどの地域でも働きかけてほしい、と訴えました。

dsc_0405

 中手聖一さん(避難の権利を求める全国避難者の会共同代表)は、避難者の苦悩や、特に母子で自主避難をしている人たちが経済的に困窮している状況を報告。2017年3月には自主避難者への住宅支援が打ち切られるが、「いまこの国がやろうとしていることは、帰還して被曝を受け入れるか、貧困に陥るか、その選択を私たちに押しつけている」と批判しました。
 住宅支援は、1年1年の延長で、避難者は将来の生活設計などできないまま暮らしてきた。本来は「住宅支援」ではなく、「住宅補償」であるべきだ、と主張。避難指示解除により「強制避難者」も「自主避難」にされようとしている、しかし私たちには避難の権利がある、必要な補償を受けられねばならないのだ、と訴えました。

 長田秀樹さん(北海道平和運動フォーラム)は、北海道には原発に関し三つの課題がある。一つは泊原発の再稼働問題、二つ目は幌延の高レベル核廃棄物の地層処分研究施設の問題、三つ目は、津軽海峡をはさんで23キロ先にある青森県の大間原発の問題だ、として、このうち泊原発、幌延についてお話をされました。
 泊原発では原子力規制委員会に再稼働申請する際、一番新しい3号機のデータを、1・2号機にも流用するインチキをやった。3号機だけは動かしたいようだが活断層の存在も指摘され、審査は長期化している。しかし予断を許さず、何とか再稼働を阻止したい、と述べました。
 また、幌延の高レベル核廃棄物の問題は、1984年、動燃が「貯蔵工学センター」を計画したが、反対運動により頓挫。しかし、「地層処分研究」に名目を変え、2001年から動き出した。核廃棄物は持ち込まない、期限は20年程度、などの取り決めはあるが、北海道民はここが最終処分場になってしまわないか危惧している。10万年後まで影響が心配されるなど、将来世代に責任を負えないことはしてはならない、これ以上核のゴミを増やしてはならない、と訴えました。

dsc_0409

 第一部のしめくくりのライブは「寿」。沖縄民謡や「前を向いて歩こう」など、のびやかな歌声が、公園内に響き渡りました。

dsc_0422

2016年7月28日

さようなら原発 さようなら戦争 9・22大集会

・日時
2016年9月22日(木、秋分の日)
・場所
代々木公園B地区・けやき並木(JR山手線「原宿駅」、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」
千代田線「代々木公園駅」、小田急線「代々木八幡駅」下車)

11:00 ブース開店(けやき並木)
12:00 第1部 トーク&ライブ(野外ステージ)
音楽:寿  報告:福島の現状と課題
13:30 第2部 トーク(野外ステージ)
呼びかけ人あいさつ:鎌田慧(ルポライター)、澤地久枝(作家)
発言:アーサー・ビナード(詩人)、木内みどり(俳優)
福島から 協力団体から
15:00 デモ出発
渋谷方面コース:代々木公園~渋谷駅~神宮通公園
原宿・青山方面コース:代々木公園~原宿~表参道~(青山通り)~明治公園周辺

9・22大集会ビラ表面はこちら

Highslide for Wordpress Plugin