-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容⑤

立憲民主党エネルギー調査会会長・逢坂誠二さん

 私たち立憲民主党は“原発ゼロ基本法”を3月9日に国会に提出しました。社会会民主党、自由党、共産党、そして無所属の会からも賛同者をいただきました。何としても国会で成立させたい強い思いです。法案を提出したら、安倍首相や世耕経産相は『無責任だ』と言いました。
 原発を進める方が、使用済み核燃料の処分方法が決められない方が無責任ではないでしょうか。廃棄物の処分場すら見つけられない、こんな状態で原発を続ける方が無責任です。再生可能エネ、自然エネは高い、高いと言っているが原発の方が高いのは明らかです。さらに、再生可能エネは安定性がないと言っているが、技術の進歩で安定性は高まっています。原発はクリーンでも安全でもない。それを推進する方が無責任です。原発の海外輸出も許してはいけないと思っています。
 法律的にきちんと廃炉の手続きをする。核燃料サイクルもやめる。これも法案に明確にしています。何よりも大切なのはこの法案を成立させることで、そのために皆さんの力が必要です。大きく拡げていきましょう。

戦争をさせない9条壊すな!総がかり行動実行委員会・福山真劫共同代表


 この5年間の安倍政治の矛盾が噴出しています。安倍政権の本質は、一つは福島を切り捨て原発を推進することです。二つ目は森友、加計、スパコン、リニア談合等、安倍とお友達による国家権力の私物化です。三つは戦争法や共謀罪の強行に代表されるように大事な憲法をないがしろにすることです。四つは所得が200万以下の方が1000万人を超え非正規労働者が40%を超えるというように、貧困と格差社会を作り続けていることです。五番目は沖縄県民の意思を無視して新基地建設を強行することです。6番目は朝鮮半島の課題では、対話ではなく経済的圧力と軍事的脅迫行動を続けていることです。
 こんな安倍政権許せますか。この間、私たちは安倍政権退陣を目指して闘ってきました。しかし、揺さぶることはできても退陣には追い込めていません。公文書偽造から潮目が確実に変わりました。私たちがもう少し頑張れば、安倍政治を打倒できます。財務省と官僚達の責任も免れません。官僚も今、本当の事を言わなければ共犯です。
 安倍自公政権が権力を私物化し、国会と国民を愚弄して民主主義を貶める安倍政権は許せません。野党やマスコミにも頑張ってもらいましょう。私たちは闘えば勝てます。総がかり行動は、全国行動を予定しています。私たちの力で安倍政権を倒しましょう。

閉会の挨拶・鎌田慧さん

 この会場の熱気で雪も溶けてしまいました。今日は原発事故8年目の出発の集会をとても印象深い日になったと思います。私たちは原発を止めるという固い決意で闘ってきましたが、“原発ゼロ法案”を野党が力を合わせて実行していくことを明確にしています。原発は人間に敵対するというのは福島の教訓です。情熱と希望を持って脱原発に向かって行きましょう。原発は既に歴史的な決着がつきました。人間と核は矛盾して存在できない。安倍は完全に歴史に遅れている。無知で、無謀で、無責任、こんな人間がどうして私たちの首相だと威張っているのか。安倍がいなくなれば原発はなくなります。
六ケ所村の再処理工場は30年前に作られましたが、まだ稼働していません。来年は稼働しますと、24回も言っています。核燃があることで、1年間に200億もの金が入ってきています。私たちは、この集会から全国に原発廃炉宣言をしましょう。この、熱気で闘っていきましょう。

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