「ウクライナに平和を!核兵器を使うな、原発に手を出すな」集会&デモ報告

2月24日、東京・日比谷野外音楽堂で「ウクライナに平和を!核兵器を使うな、原発に手を出すな」集会が、さようなら原発1000万人アクション実行委員会と「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」との共催で開かれ、各地から600人が集まりました。

当日は折からの長期寒波の影響を受け、陽射しはあるものの時々強い北風が吹く中で集会が行われました。
集会に先立ちプレコンサートとして日本音楽協議会(日音協)のライブからスタートしました。

集会の冒頭に総がかり行動の染裕之さんは、「アメリカ第一主義を掲げ、国際協調に背を向けるトランプ政権は混迷を深めている。チェルノブイリ原発は攻撃を受けているが、ロシア、ウクライナとも攻撃を否定している。日本もエネルギー基本計画で原発の「最大限活用」が閣議決定された。これの撤回も求めていきましょう。」と挨拶しました。
原子力資料情報室の松久保肇さんは、「原発は戦争で攻撃対象にならないとの暗黙の了解は成立しない状況になっています。ウクライナ、パレスチナだけでなく東アジアの平和を維持し、私たちの生存を脅かす原発をなくしましょう。」と話しました。
チェルノブイリ子ども基金の黒部信一さんは、「ウクライナ侵攻で日本からの支援も正規ルートでは届けられず、ドイツやスェーデンのNPOの支援を受けて支援物資を届けている。ベラルーシの子どもたちの支援を含めて継続したい。」と話しました。
憲法共同センターの石川敏明さんは、「ノーベル平和賞を受けた被団協(日本原水爆被害者団体協議会)に触れの代表委員の田中重光さんの「核兵器と人類は共存できない」との言葉を紹介しました。
閉会挨拶でさようなら原発の呼びかけ人の藤本泰成さんは、「ウクライナ市民の願いと安寧な生活の再興なく、大国のエゴによる停戦合意は認められない。日本も暴力と排除の歴史を重ねてきた。ウクライナ市民とパレスチナ、ガザの市民の安寧が戻るよう取り組みを続けていきましょう。」と結びました。

集会後、東電本店前を通り、銀座、数寄屋橋交差点をデモ行進しました。

是非、報告動画もご覧ください。

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