2023年8月24日の東電福島第一原発のALPS処理汚染水放出から3年近く経つ7月20日の海の日にいわき市の「小名浜魚市場」で、2026海の日アクションが、これ以上海を汚すな!市民会議の主催で、集会とデモが行われました。参加者は80名でした。
小名浜魚市場での集会は、主催者挨拶、市内の漁業関係者からの報告、そして「いわき雑魚塾」の演奏があり、その後「いわき放射能測定室たらちね」から海洋放出3年間の放射能測定の報告がありました。その中でトリチウムの測定値が増加傾向にあるとの報告がなされました。
その後、海洋物理を専門とする湯浅一郎さん(ピースデポ理事)から、「福島第一原発事故と海の放射能汚染」と題して講演をいただきました。
講演では、福島第一原発事故によって放出された放射性物質や、ALPS処理汚染水が海洋でどのように拡散・移動するのかについて詳しく解説があり、太平洋に広がる放射能汚染の実態が示されました。
さらに、六ヶ所再処理工場が稼働すれば、今後、海洋や大気に大量の放射性物質が放出され、海がより広範囲に汚染される可能性があると指摘されました。ALPS処理汚染水の海洋放出や、六ヶ所再処理工場からの放射性物質の放出について、「未来への犯罪」と厳しく批判しました。
そのうえで、福島第一原発事故による被害を受けた住民によるALPS処理汚染水の海洋放出に反対する運動と、青森県の核燃料関連施設に対する取り組みを結びつけ、とりわけ六ヶ所再処理工場を止める運動を「我がこと」として進めていく必要があると訴えました。
集会後、小名浜漁港周辺を「汚染水流すな!」「漁業を守れ!」「海を汚すな!」などと声を上げながら1キロほどのデモ行進をしました。



