【報告】2.18 四国と北海道で開催された集会

「さようなら原発2・18四国集会」に約250人が参加
 松山市「県男女共同参画センター」を会場に、四国ブロック平和フォーラムが主催して、「さようなら原発2・18四国集会」が開催され、四国4県を中心に約250人が参加しました。

集会には福島県郡山市の滝田春奈市議、1000万人アクション賛同人で講談師の神田香織さんが発言しました。滝田市議は原発事故が子どもたちに与えた影響を訴え、神田さんが福島と同じことにならないよう、四国を守ってほしいと、伊方原発の廃炉を訴えました。
 また、前日の17日には1000万人アクション呼びかけ人による要請文四国ブロック平和フォーラムによる申し入れ書を中村時広愛媛県知事、山下和彦伊方町長宛てにそれぞれ提出しました。

報告 全国一斉・さようなら原発1000万人アクションIN北海道
 2月18日、『全国一斉 さようなら原発1000万人アクションIN北海道』が札幌市かでる2.7で開催され、脱原発を願い、会場に入りきれないほどの1,000名以上の参加者が結集しました。
 集会では、「呼びかけ人」である小野有五さん(北海道大学名誉教授)、麻田信二さん(北海道生活共同組合連合会会長理事)、倉本聰さん(脚本家・劇作家・演出家)から発言がありました。→続きはこちら(北海道平和運動フォーラムHPへ)

【倉本 聰さんからのメッセージ】
さようなら原発
倉本 聰(脚本家・劇作家・演出家)

 72年前僕たちは、30燭光の電灯の下で、炉端に身を寄せて暮していました。
 68年前僕たちは、爆撃の音に怖えながら電灯を消して震えていました。
 67年前戦争が終り、やっと電気が回復したものの、一日限られた通電の時間、それでもその光がうれしく待ち遠しく、幸せとはこんなにぜいたくなものなのかと、それを噛みしめて生きていました。まちがいなくそれは倖せの時でした。太陽の明るさと暖かさが僕らを充分守ってくれました。
 僕ら人間は一体いつから、本来自分の体内にあるエネルギーのことを忘れ、石炭や石油や天然ガスや、太陽が地球に蓄積してくれた化石燃料に頼って生きるようになったのでしょう。まして太陽そのものが行っている核融合を真似しようなんて。
 おごってはいけません。
 原子力とは神の領域なのです。

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