6月30日、雨が降ったり止んだりを繰り返す中、主催者の想定を超える全国各地から1100人が集まり、「さよなら!志賀原発 全国集会in金沢」が開催されました。
また、集会の開催にむけられた賛同は、前日までに175団体から寄せられました。
集会会場となった金沢四高公園には、キッチンカーや物産をとりあつかうテントが出店され、集会開始前から盛り上がりを見せていました。
オープニングステージでは、バンドによる演奏や合唱が行われました。
「志賀原発は、次の大地震には耐えられない」「避難計画は破綻している」「もんじゅの裁判に勝訴した金沢の地から脱原発を」との主催者挨拶から集会は始まりました。
続いて、共催のさようなら原発1000万人アクションの呼びかけ人の鎌田慧さん、同じく呼びかけ人であり平和フォーラム顧問の藤本泰成さんの発言へと続きました。
全国からの発言として、福島、女川、柏崎刈羽、東海第二、島根と原発再稼働などの問題を抱える各地から発言が続きました。
珠洲原発建設阻止の運動についてなど能登からの発言、関西・福井からの参加者によるリレートークなど、思いのこもる発言が続きました。
集会の締めくくりは、主催者団体を代表して北野進さんが、たくさんの参加者から元気をもらったとして「本当のお礼は、言葉ではなく、実際に志賀原発を直ちに止める。全国に先駆けて止めていく。その行動と、具体的に形をする、その成果が私達に求められていると思います」「全国の仲間の皆さんと一緒に原発のない未来に向けて一生懸命取り組んでいきたいと思います」と力強く発言しました。
その後、参加者は、香林坊-竪町-鱗町-北電前-21世紀美術館前-市役所前までパレードを行い、解散地点では横断幕を並べてアピールを行いました。
集会の様子をまとめたスライドショー動画を是非ご覧ください。