原発ゼロの意見を!

今しかない、今後の原発のあり方を決める「国民的議論」
政府の「エネルギー・環境に関する選択肢」への意見提出は8月12日まで

短すぎる1ヶ月に満たない期間ですが、政府がエネルギー・原発政策への意見を求めています。パブコメを送ってこれからのエネルギー・原発のあり方を決めましょう。ドイツ、スイス、イタリアが脱原発を決めたように、日本もこの夏に原発の方針が決定します。

「ゼロシナリオ」しかあり得ません

3つの選択肢とは、政府の「エネルギー・環境会議」から6月29日に出された、「エネルギー・環境に関する選択肢」で、2030年の原発依存度によって以下の3つが示されています。

  1. 「ゼロシナリオ」←─ 唯一の脱原発シナリオ
  2. 「15シナリオ」←─ 原発増設可能シナリオ
  3. 「20-25シナリオ」← 原発どんどん増設シナリオ

「ゼロシナリオ」の選択を明記した上で、出来る限り早く脱原発を実現させる、など、ご自分の意見を書いてください。この選択肢からはずされた形になった、もんじゅや六ヶ所再処理工場などの「核燃料サイクル」に関しても、本来、国民的議論に含めるべきだと主張するのもとても良いでしょう。省エネや再生可能エネルギー導入が不十分という指摘も出来ます。だいたい、パブコメの期間を1ヶ月ほどにし、国民的議論を短縮した事にも意見を言うべきかも知れません。

意見の出し方

  • いますぐネットで投稿したい方は投稿フォーム
  • FAXや郵送したい方は専用用紙をダウンロード→ファックス用 郵送用(pdf)
    PCやプリンターがない方はセブンイレブンのコピー機でネットプリント→FAX用は「51602560」郵送用は「97578765」を入力するだけ。わからない人は店員さんに教えてもらいましょう。

パブリックコメント(パブコメ)とは?

広く公に、意見・改善案などを求める手続。公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者の意見を聴取し、その結果を反映させることによって、より良い行政を目指すもの。

ひとり一人の思いは、集まれば大きな声になります。ひとりでも多くの声を届けていきましょう!

原発ゼロパブコメの会 「パブコメで未来を変えよう」チラシ(slideshare サイト) pdfファイル

こちらもネットプリントできます。番号は 87204254(この番号は8月17日まで有効、その後は更新してお知らせします)


選択肢ガイドブック (slideshare サイト) pdfファイル

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目次
政府が提示した3つのシナリオってどんなシナリオ?  3
「エネルギー・環境に関する選択肢」の 8 つの問題  4
 1. 原発をいつまでにゼロにするか→期限を決めることが大事  5
 2. 省エネがたった 1 割 →もっと大幅削減を  6
 3. 化石燃料・特に石炭の依存が大きい! →燃料シフトを!  7
 4. 再生可能エネルギーの導入見込みが甘い。→もっと増やせる!  8
 5. 温暖化対策は先送り。→温暖化対策にも重点を。  9
 6. 再処理の余地を残している!→再処理継続は非現実的 10
 7. システム改革に触れず →電力自由化や発送電分離は不可欠! 11
 8. ゼロシナリオの“負担”を強調 →未来へ向けた“投資”です 12
日本で原発を考えていく上での大前提 13
“国民的議論”の方法に異議あり。ほとんど知られていません 14

38件のコメント

  1.  原子力発電の問題は、放射能という生命を脅かすものを制御(即座に発生させ、即座に停止出来、生命を脅かさない)出来ない限り利用するに値しない。放射能は封印して置くべきものである。
    社会構造は、150年前と様変わりをしている。エネルギー政策も変革が必要な時である。エネルギー政策を考える時に、肝心な事は、使用目的に区分けして利用すべきである。現在の電力はテスラとWHが提唱した交流電力が主流になっている。一方、エジソンが提唱した直流電力は用いられていない。100数十年の月日の科学の進歩は、電子を主体とする直流が主流である。コンピュータや電子機器、計測器などは直流であり、LED電球で、殆どの家庭は、直流電力で賄えられる。
     従って、高電力を必要とする産業は、従来の交流システムとして、一般家庭は直流の太陽光発電を主体とした直流システムが望ましい。全ての電力を、太陽光発電とする旧来の考え方では、太陽光からのエネルギー変換効率15%~20%程度では非効率であり、全ての電力需要を充たすことは出来ない。また、最先端技術で蒸気を作り、発電タービンを回す仕組みは熱効率から言っても、低いものであり、電子を直接利用する方式が好ましい。
     直流電力の問題は、送電である。直流は遠距離送電が出来ないので、どうしても蓄電池で中継したり、蓄電することになる。蓄電池のテクノロジーの開発が急務となる。
     直流電力は、地域に提供するエネルギーとなるので、地域経済社会が主体となる経済に変革する必要がある。地域生産・地域消費の地産地消が原則となる。
     直流電力では、まだ生活基盤としてのインフラや規格が無いので、チョットした工夫が必要であろうが、大きな課題ではない。
    今必要なことは、原発を辞めて、新しいエネルギー政策を展開することである。

    • 興味深い内容です

      直流を使用する動きが起きるかどうかは分かりませんが、電力の用途別小型化・分散化・自由化は可能性に満ちていると個人的に思っています

      化石燃料による発電の効率の悪さを指摘されていますが、実現性を考慮すれば決して効率が低いとは言えないように思います

      個人的に次世代のエネルギーは天然ガスであると考えます

      勿論、継続可能なエネルギー利用への中継点ではありますが・・・

    • 小規模地域分散型発電は地域の需要を直接まかなうため送電ロスが少ないなどの利点もあるが、反面発電設備が小規模となりコストはどうしても高くなる。
      また、地域需要のみを考慮した電源設備とした場合、故障時に他の地域からの受電は必ずしも保障されない。結局地域災害が起きた場合他からの応援は誰が行うのかということになる。現在発送電の分離、新規発電会社や販売会社の自由参加(自由化)がすばらしくコストを下げるかのように唱える人もいるが、本当に必要とする不足時や災害時の安定供給を誰が担うのかという事になる。電気は消費と需要が同時的であり勝手に発電しては周波数や電圧が維持できずシステムの崩壊をきたす。この安定化のための手当を誰に託すのか、またコスト負担も含め十分論議しないでバラ色のように唱えるのはあまりのも無責任。
      これは、現在の太陽光や風力発電の闇雲な推進への動きにも通ずるものがある。
      必要なのは、公平な視点から十分な論議が必要ということで光の部分のみしか見えない一般世論の現状を危惧する。また脱原発論議も同様に影の部分のみ主張するのは平衡感覚を欠いていると見えるのだが。

      • どんな事も良く議論されなければならないと言うのは全くその通りだと私も思います

        電力の自由化、発送電分離、小規模分散型発電、100パーセント良い部分ばかりでは無いでしょうね

        ただ、可能性に満ちているのは間違いなさそうです

        脱原発運動はそれぞれのスタンスで様々な方が関わっていますからいろいろな人がいますが、旗頭はただひとつ「脱原発」

        これにはちゃんとした論拠がありますから是非お調べになってみて下さい

  2. 1000万人アクションのチラシですが、ダウンロードしたのを適当な大きさにして印刷し、車の後部ガラスに貼り付けて走っていますが、なにしろ防水加工をしていないので、降雨によりすぐに剥がれてしまいます。防水が効くビニール製等の生地で、車の後部ガラスに貼れる手頃な大きさのチラシを作成して、希望者に有料で(寄付という形でもよいです)配布して頂くという企画はどうでしょうか。運動を少しでも周りの人々に知って頂くという意味で有効だと思いますが…。作成にはいろいろ手間がかかり面倒だとは思いますが、全国の運動の支持者の車の後部ガラスに貼って頂き、走り回ってもらうというのも、多少とも意味があると思いますが、如何でしょうか。これなら、地方でデモに参加出来なくてもそれなりの意思表示が出来ると思います。

  3. 福島の件でも原発は人間の手ではどうする事も出来ない事が立証されましたよね?
    そこへきて何故再稼働なのですか?日本の未来に夢を持たせて下さい。
    命ありきです。全て。
    我慢もしますから。
    よろしくお願いします。

  4. 人間はミスをする動物だ,  完全な人間はいない。

    その人間には「バラツキ」があり更にミスする確率が増える。

    どんなに立派な事を決めても,その決め事を作る人の考えや動作に「ミス」は出る。

    人間の「想定」には限界がある,想定外の出来事,自然災害,テロ,人のミス etc によって原子力事故が発生する事は容易に考えられる現状において,その事故連鎖によって地球上の生物は死滅すると考えるべきた。

    「人間には管理が出来ない原子力」は絶対に「ゼロ化」しなくてはいけない「人間は原子力に手をつけてはいけないのです」 ・・・ この基本的な考え方を共有化すべきた。

  5. 地震大国である日本だけの問題では無いと思います。
    地球は繋がってるから、自分たちの便利さだけを追求するのはやめて、もっと
    大きな視野で地球の未来について考えたいです。原発はとにかく要らないです。

  6.  原子力のエネルギーは確かにすばらしい発見であり、進歩だったことでしょう。けれど、完全ではありませんでした。それに気づいていた人はたくさんいたのに、止めることができず、今日まで来てしまい、311が来てしまった。
     自然が教えてくれました。この大きな犠牲を伴った教えを無視して進んでしまったら、今度こそ取り返しがつかなくなる。そう感じている人はきっとたくさんいるはず。

     人類は地球を破壊するためにあるのだろうかと感じることが多いです。
    でも、そうではないと思いたい。
    後戻りはできないけれど、新しい道を作ることはできると信じます。

  7. 福島市在住、40代の個人事業主です。避難勧告区域でもなく、何の保証金も無い、最も忘れられている地区です。みんな傷んでいます。震災から1年後の今年3月11日はテレビで凄惨な風景が放映されていましたね。でも、その日だけですね。福島ではそれが毎日毎日ニュースで流れているのです。帰れないとか、無くなった人のためにとか、内部被ばくとか、除染とか。毎日毎日です。どんどん精神が蝕まれています。現場を見ない政治家なら文句を言いますが、現場を見てもこのありさまならば絶対に変わりません。震災前の政治家と変わりないのですから、これからも絶対に変わりません。だから、何かに期待するのではなく、あきらめずに進んでいこうと思います。デモや集会も参加しようという気持ちになっています。頑張ります。

  8. 追記

    脱原発が苦しい道程だとは限らない

    10年先、20年先、それ以上先のエネルギーの具体的な未来展望が既に必要な時期に来てます

    次世代エネルギーに本腰を入れて取り組めば、現代の閉塞感を打破する夢の未来だってあり得る

    日本の未来は明るいとさえ思います

    脱原発を考える事は、みんなで夢を見る事にも繋がる

    政治家に出来ない事を大衆が実現し得る時代

    それをこの運動が証明する事を願っています

  9. 人間の技術は不完全なものである。その技術を使うときは覚悟が必要だ。原発の場合、事故が起こった時その地に住めなくなる覚悟があるのか。その地とは広い広い地域だ。新しい土地を求め、希望を持って生きていくことができるのか。私は無理だと思う。そして私には覚悟がないし、そういう世界にはおかれたくない。だから私は原発に反対する。
    原発がなくても人間にはそういう条件の中で生きていく智慧と能力がある。要は意志である。原発のない世界で生きていこうとするのかしないのか。それだけだと思う。私は原発という危険と隣り合わせで生きて行きたくはない。一部の人たちの利益のために危険にさらされたくはない。多くの意志が世の中を変えるのだと私は思います。

  10. 世界の代替エネルギー開発はどんどん進んでいる。YouTubeでフリーエネルギーの作り方を見ることができる時代に、なぜ原発が必要なのでしょうか。井出治さんのような日本人のアイデアが海外で評価されています。節電とともに、クリーンエネルギー開発への速やかな移行を支持します。

  11. 今回の件で 自然 科学の領域には人間が太刀打ち出来ない世界があることを強く認識した。

    東北の人々がこれほどまでに苦しい思いを強いられているのに 権力者として謙虚に反省出来ない政府 経済界は この後に この国をどうしたいのかと思う。
     
    今は「物事をそのまま続ける勇気」よりも「物事をやめる勇気」の方が ずっと立派だと思う。

     

  12. 今すぐに原発を止めてください。
    2030年ってなんですか?2030年に設定した意味がわかりません。
    核のゴミは何処へ捨てるのですか?瑞浪?辞めてください。
    何でもかんでも勝手に決めて!
    国民の意見を聞いてください。パブコメをこれからのエネルギー政策に反映させてください。
    御用の人の意見ばかりを聞かないでください。
    もう政府の言うなりにはなりません。

  13. 原発を使ってエネルギーを得るのは、何世代も先の未来から莫大な額のお金を借りて高配当・高確率のギャンブルをするようなモノです

    しかも外れた時は即、破産に繋がります

    原発の存続は、問題の先送りに過ぎず、その間は本格的な次世代エネルギーへの取り組みは行われないでしょう

    福島第一の事故は、世界中が真面目に考える契機になった筈で、当事者である我々に『問題の先送り』など有り得ません

    既に天然ガス・コンバインドサイクル発電という代替技術も稼働実績がありますし、これなら全国各地に設置が可能で、無駄の少ない発電が期待できます

    天然ガスの近未来は、更なる自然エネルギー志向への大きなステップに成り得ると私個人は信じています

    いち早く原発に見切りをつけた方が得に決まっているのです

  14. 原発は、手を出してはいけない禁断の果実。

    田舎の町で、異様にお金を掛けた公共施設や、原発マネー(塩漬け)に蔓延る地元住民や経罪界。
    何が経済的に潤う?幻の豊かさでしょ。

    脱線して恐縮ですが、太陽光発電。そもそも取り入れる目的は、環境や電気エネルギーを、如何に確保し、原発や火力に頼らない目的が、「何年で元が取れるのか、幾らプラスになるのか」と、目先の損得勘定に走っているから、原発も推進されやすい。発売する側、買う側にも大きな責任。電気自動車も然り。
    その場では、排気ガスを出さないから環境に良い?ふざけるな。その分、発電所が余力(無駄に)を持って発電しなきゃいけない。自分の庭さえ綺麗で、隣は汚しても知らない発想の成り立ち。

    • 決して原発賛成ではないけれど、なぜ今すぐ止めなくてはいけないんでしょうか?
      止めても廃炉になるまで冷却し続けなければなりませんし、危険はかわりません。
      もっと長いスパンで多方面から考えて計画的にやってほしいので、
      2030年の設定で私は良いと思っています。
      反対、反対とすごい剣幕で反原発デモをしている人達は、代替エネルギーについて
      どうしていくのがいいのか具体的な考えを持って参加しているんでしょうか?
      大規模停電は起きないという確信はどこからくるのでしょうか?
      止めた後起こりうる問題に対しての対処や解決方法も合わせて考えているんでしょうか?
      ただ原発は危険だしとにかくやめたほうがいいという短絡的な考えでデモに参加しているだけですか?

      うちには呼吸器を付けた子供がいます。バッテリーなどの対策はしていますが、
      大規模停電になってしまってはいつ復旧するかもわからず、命に関わります。
      いつ起こるかわからない大地震、事故の心配より停電の方がうちは切実な問題です。
      たかが電気、と坂本龍一さんは仰っていましたが、うちの子にとって電気は生きていく上で必要不可欠なものです。
      デモをしている人達は子供達の命を守れと言っているけれど、私には呼吸器で生きてる様な弱い子供の事は知らない、
      死んでも構わないって言っているように聞こえます。

      • 電力の安定供給と原発の必要性については別問題なのです

        何故、脱原発を声高に叫ぶのか・・・ちゃんとした理由があるのです

        根拠があるのです

        お祭り騒ぎでストレスを解消している訳では決してないのです

        国と電力会社の原子力推進は我々国民が実態を知らなさ過ぎる事を利用して騙しているに等しいのです

        だから、憤っているのです

        是非、多角的にお調べになってみて下さい

  15. 前途多難だと思いますが、進むべき道はたった一つだと私は思います。

    「ゼロシナリオ」 唯一の脱原発シナリオ に向かって歩みを始めましょう。

  16. 「ゼロシナリオ」政府が2030年の発電に占める原発の比率について3つの選択肢とか、菅前総理が2025年までの早い時期に原発をゼロにって、それまでは原発は再稼動されるって事でしょうか? 動かすだけで放射能汚染される原発、今すぐにでも全原発の廃炉を望みます!命と引き換えに「原発電気」はいらないって言ってるのが、政府や政治家がわかるまで頑張りましょう。

  17. ゼロシナリオ希望。地球の未来に関わる重大な問題てす。放射能漏れなど、しでかしたことの尻拭いも出来ないのに原発再稼働はあり得ない。

  18. 「原発はどう考えても必要ない」
    という旨、意見しました。

  19. パブリックコメント、生まれて初めて送りました!デモや集会に行く時間は取れないけれど、自分にできることは、少しずつでもやり続けていきたい。原発がゼロになる日が、一日でも早く訪れるように!

  20. ここは地震大国なんだよ!
    子供たちの将来を守りたい。
    ゼロシナリオ

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