2018年6月18日
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2018/06/28 原発を停止・廃止し、再生エネルギーへの転換を 原発ゼロ基本法案の制定をめざす市民のつどい はコメントを受け付けていません。

2018/06/28 原発を停止・廃止し、再生エネルギーへの転換を 原発ゼロ基本法案の制定をめざす市民のつどい

 2018年3月、野党4党(立憲民主、共産、社民、自由)は「原発ゼロ基本法案」を共同提出しました。
 法案では、すべての原子力発電所を速やかに停止、廃止することを基本理念とし、5年後の廃炉、再生エネルギーを2030年までに40%に、廃炉作業には国が必要な支援を行うことが明記されています。
 市民と野党の共闘で、原発ゼロの日本をつくりだしましょう。 

日時:6月28日(木)19:00~20:30(開場18:30)
場所:なかのZEROホール
   JRまたは東京メトロ東西線「中野駅」南口から徒歩8分
   地図→https://www.nicesnet.jp/access/zero.html
プログラム:
●主催者あいさつ
●講演 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(予定)
●「原発ゼロ基本法」制定をめざして 共同提出各政党より
●行動提起・閉会あいさつ
※入場無料
※どなたでもご参加いただけます。
共催:さようなら原発1000万人アクション
    〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1F 原水禁気付
    TEL 03-5289-8224
   原発をなくす全国連絡会
    〒113-8465 東京都文京区湯島2-4-4 平和と労働センター7F
    TEL 03-5842-6451
    https://www.no-genpatu.jp/
協賛:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

↓チラシデータはこちら↓
20180628 原発を停止・廃止し、再生エネルギーへの転換を 原発ゼロ基本法案の制定をめざす市民のつどい

2018年6月11日
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玄海原発4号機の再稼働反対! 第二議員会館前緊急抗議行動 はコメントを受け付けていません。

玄海原発4号機の再稼働反対! 第二議員会館前緊急抗議行動

 九州電力は6月8日、原子力規制委員会から玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の「原子炉を試験的に使用するための承認」を受けたと公表しました。これを受けて九州電力は、「16日以降準備が整い次第、原子炉を起動する」としており、早ければ16日にも再稼働し、7月の営業運転を見込むとの報道もあります。
 福島第一原発事故以降、多くの市民は原発の再稼働に不安を抱えています。特に原発周辺の自治体や市民にはその思いが強くあります。にもかかわらず、九州電力は十分な説明もないまま次々と原発の再稼働を強行しています。民意を無視し、営利優先で安全・安心をないがしろにする住民軽視の暴挙です。
 「さようなら原発1000万人アクション」は、各地の原発が再稼働するたびに、現地の運動に連帯し政府に対して抗議行動を行ってきました。16日の「再稼働」を受けて、今回も国会前での緊急抗議行動を下記の日時に取り組みます。ともに声をあげましょう。

日  時 : 6月15日(金)12:00~13:00 ※16日ではありません! ご注意ください!
場  所 : 衆議院第二議員会館前
内  容 : 各団体・参加者からのアピール、福島原発告訴団からの連帯あいさつ
呼びかけ : さようなら原発1000万人アクション実行委員会
         千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1F 原水禁気付
電話 03-5289-8224

2018年5月9日
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飯原発4号機の再稼働に抗議する緊急行動 はコメントを受け付けていません。

飯原発4号機の再稼働に抗議する緊急行動

 5月9日、大飯原発4号機の再稼働に対する抗議行動を衆議院第二議員会館前で行われました。

 抗議行動では東海第二原発の再稼働に反対する市民運動や「さようなら原発1000万人アクション」に参加している団体から発言があり、また福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良団長も駆けつけ発言してくださいました。雨の降る寒いお昼休みでしたが、それでも40名以上の参加者が集まり「大飯原発再稼働反対!」「自然エネルギーへの転換を!」と叫びました。

2018年5月1日
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【さようなら原発1000万人アクション緊急行動】大飯原発4号機を動かすな!再稼働反対国会前(第2議員会館前)抗議行動 はコメントを受け付けていません。

【さようなら原発1000万人アクション緊急行動】大飯原発4号機を動かすな!再稼働反対国会前(第2議員会館前)抗議行動

 関西電力は、5月9日に大飯原発4号機を再稼働させようとしています。福島原発事故が示すように、一度大事故を起こせば、地元はもとより非常に広範囲に渡って多大な被害を及ぼすことは明らかです。原発が集中する若狭湾で、地震や津波などによって連鎖的に事故が重なることも予想されます。原子力規制委員会によって新規制基準に適合したからといって、原子力規制委員会は「安全」だとのお墨付きを与えたのではないと、繰り返し述べています。さらに、避難計画も自治体まかせで、その実効性など何も検証もされていません。にも関わらず経営優先で、周辺住民の意向を無視し、いのちを軽視する中での再稼働は許せません。
 さようなら原発1000万人アクション実行委員会は、各地の原発が再稼働する度に国会前で抗議の声を上げています。
 今回の大飯原発4号機の再稼働に対しても下記の日時に抗議行動を行います。この抗議行動は、同日現地(大飯原発ゲート前)での抗議行動と連動した行動です。ぜひ多くの方々のご参加をお願いします。一緒に再稼働反対の声をあげましょう。

日  時 : 2018年5月9日(水)12:00~13:00
場  所 : 衆議院第二議員会館前
東京都千代田区永田町2丁目1−2
                                       
呼びかけ : さようなら原発1000万人アクション実行委員会
        千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1F 原水禁気付
        電話 03-5289-8224

チラシデータはこちら↓
さようなら原発1000万人アクション緊急行動

2018年4月4日
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-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容⑤ はコメントを受け付けていません。

-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容⑤

立憲民主党エネルギー調査会会長・逢坂誠二さん

 私たち立憲民主党は“原発ゼロ基本法”を3月9日に国会に提出しました。社会会民主党、自由党、共産党、そして無所属の会からも賛同者をいただきました。何としても国会で成立させたい強い思いです。法案を提出したら、安倍首相や世耕経産相は『無責任だ』と言いました。
 原発を進める方が、使用済み核燃料の処分方法が決められない方が無責任ではないでしょうか。廃棄物の処分場すら見つけられない、こんな状態で原発を続ける方が無責任です。再生可能エネ、自然エネは高い、高いと言っているが原発の方が高いのは明らかです。さらに、再生可能エネは安定性がないと言っているが、技術の進歩で安定性は高まっています。原発はクリーンでも安全でもない。それを推進する方が無責任です。原発の海外輸出も許してはいけないと思っています。
 法律的にきちんと廃炉の手続きをする。核燃料サイクルもやめる。これも法案に明確にしています。何よりも大切なのはこの法案を成立させることで、そのために皆さんの力が必要です。大きく拡げていきましょう。

戦争をさせない9条壊すな!総がかり行動実行委員会・福山真劫共同代表


 この5年間の安倍政治の矛盾が噴出しています。安倍政権の本質は、一つは福島を切り捨て原発を推進することです。二つ目は森友、加計、スパコン、リニア談合等、安倍とお友達による国家権力の私物化です。三つは戦争法や共謀罪の強行に代表されるように大事な憲法をないがしろにすることです。四つは所得が200万以下の方が1000万人を超え非正規労働者が40%を超えるというように、貧困と格差社会を作り続けていることです。五番目は沖縄県民の意思を無視して新基地建設を強行することです。6番目は朝鮮半島の課題では、対話ではなく経済的圧力と軍事的脅迫行動を続けていることです。
 こんな安倍政権許せますか。この間、私たちは安倍政権退陣を目指して闘ってきました。しかし、揺さぶることはできても退陣には追い込めていません。公文書偽造から潮目が確実に変わりました。私たちがもう少し頑張れば、安倍政治を打倒できます。財務省と官僚達の責任も免れません。官僚も今、本当の事を言わなければ共犯です。
 安倍自公政権が権力を私物化し、国会と国民を愚弄して民主主義を貶める安倍政権は許せません。野党やマスコミにも頑張ってもらいましょう。私たちは闘えば勝てます。総がかり行動は、全国行動を予定しています。私たちの力で安倍政権を倒しましょう。

閉会の挨拶・鎌田慧さん

 この会場の熱気で雪も溶けてしまいました。今日は原発事故8年目の出発の集会をとても印象深い日になったと思います。私たちは原発を止めるという固い決意で闘ってきましたが、“原発ゼロ法案”を野党が力を合わせて実行していくことを明確にしています。原発は人間に敵対するというのは福島の教訓です。情熱と希望を持って脱原発に向かって行きましょう。原発は既に歴史的な決着がつきました。人間と核は矛盾して存在できない。安倍は完全に歴史に遅れている。無知で、無謀で、無責任、こんな人間がどうして私たちの首相だと威張っているのか。安倍がいなくなれば原発はなくなります。
六ケ所村の再処理工場は30年前に作られましたが、まだ稼働していません。来年は稼働しますと、24回も言っています。核燃があることで、1年間に200億もの金が入ってきています。私たちは、この集会から全国に原発廃炉宣言をしましょう。この、熱気で闘っていきましょう。

2018年4月3日
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-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容④ はコメントを受け付けていません。

-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容④

「2018フクシマ連帯キャラバン」団長・丹野泰希さん

 労働組合の枠を越えて脱原発の社会を目標として頑張っています。この活動を通じて、街宣とかフィールドワークや自治体要請行動をしてきました。その中で、やはり原発は危険だということを再確認しました。東日本大震災から7年が経ち復興という目標に向け懸命な作業が続いています。それでも、足を引っ張っているのは福島第一原発事故だと思います。
 特に沿岸地域では津波と放射能被害があり、救出できたはずの命が奪われたのが現実です。多くの住民が生まれ故郷に帰れません。健康や仕事等に多くの不安を抱えています。追い打ちをかけるように補償の打ち切りという被災者に厳しい現実があります。
 原発再稼働に関するアンケート調査を福島市、新潟市、いわき市等でやってきましたが、反対意見がすごく多いです。原発は怖い、危険だ、汚染され遊べなかった等の意見がありました。一番印象に残ったのは、9歳の男の子の原発のせいでいじめられているという話です。やはり、小さいこどもにも苦労を掛けている原発事故は一刻も早く収束させていくべきだと思いました。
 キャラバン中も帰還困難区域では高い放射線量で、線量計が鳴り続けていました。東電や経産省との交渉では回答がなく残念な部分もありました。原発の問題は日本中の問題ですので、みんなで一致団結してできれば良いと思います。
※「フクシマ連帯キャラバン」は2014年に始まった運動。原水禁に結集する労働組合・民主団体の青年部が中心となり、毎年3月に福島県・北関東を中心に街頭宣伝・要請行動などを行っている。今年からは新潟県でもキャラバン隊行動を行った。
 
原発ゼロ自然エネルギー推進連盟・河合弘之さん

 私は長年自然エネルギー推進の運動をやってきています。各地でみんなが頑張っているけれど、全国的な連帯がない。団結が弱いのは問題で、去年の今頃作ったのが「原発ゼロ自然エネルギー推進連盟」という団体です。今、275団体が入り全国的な組織になっています。略称は原自連です。
 元首相の小泉、細川、菅さんも一緒に闘っています。原自連は1月に“原発ゼロ自然エネルギー推進基本法”を提案しました。その内容は、原発即時ゼロ、再稼働絶対禁止、これが第1項目です。4、5年前に原発ゼロと言うと、それは現実的ではない、机上論という人が多かったが、私たちは今回それを打ち出しました。何故か。日本はこの7年、実質原発ゼロでやってきた。停電は1回も起きていない。この事実からして原発即時ゼロは可能です。
 原発ゼロにしてどうするかというと、自然エネルギーしかありません。世界は脱温暖化です。脱CO2の主体は自然エネルギーです。日経新聞も自然エネを言い始めました。日本は、自然エネになり、原発は死に絶えていきます。自然エネ社会は絶対来ますが、もう一度原発事故があったら日本は終わりです。
 私たちは原発を絶対動かさない、自然エネルギーを1日も早く日本に広げる両方の闘いをしていくことによって私たちは勝ちます。

2018年4月2日
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-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容③ はコメントを受け付けていません。

-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容③

東海村元村長村上達也さん

 私の所、東海村は原発発祥の地として、日本の原子力平和利用推進の旗を振ってきた。60年間旗を振ってきたが、私の時代は違った。1999年のJCO事故の時、1期目の村長をやっていました。当時原発は安全だ、原子力は安全だ、だから住民避難は必要ないと言われた中で住民避難を行ないました。日本の原発は安全だと神話を作ってうぬぼれていて、あの事故も想定外だと結論づけられました。私は、科学的な精神が欠けていると言ってきました。
 福島原発事故の3か月後脱原発を表明しました。原発推進の旗を振っている村長が、原発反対を言ったのでみんなびっくりしました。6月に日本の政府は、玄海原発3号機再稼働のための安全審査をやり安全は証明されたと言いました。私は、この国はまた原発事故を起こす。事故の反省が微塵もない。そこで、脱原発を表明した。村長を4期やり、脱原発をめざす首長会議を静岡湖西市の三上元市長、福島県南相馬市の桜井元市長らと作りました。
 今、東海第二原発を再稼働させようとしています。これは、何としても阻止しなければいけません。東海第二はなぜ駄目かというと、BWR110万キロワット一番最初の原発です。東海村は原発などできない地盤の上に作られました。40年経過して更に20年延長しようとしています。周辺30キロ圏内には100万人、20キロ圏内には75万人がいます。福島の20キロ圏内は8万人でした。東海の5キロ圏内でも8万人です。
 耐震基準は250ガルで作られ、今は905ガルに改造したから安全だとしていますが、そんなことはないと私は思います。30年運転を基準に設計されたものを40年運転し、更に20年延長しようとしています。電気ケーブルは全部不燃化と言っていたのに、30数%しかできません。避難計画は14市町村で必要なのにできたのは3か所だけです。
 東海原発を動かさないために茨城県民は頑張ります。みなさん応援をお願いします。

韓国の核再処理実験阻止30キロ連帯実行委員長イ・キョンジャさん 

 全ての原発に反対している韓国の人々を代表して、挨拶します。現在、朝鮮半島では、想像できなかったことが起きています。南北朝鮮とアメリカとの間で非核化に向けた話し合いが準備されています。韓国では文政権が脱原発宣言をしたのに、5基の原発が建設されています。日本では、6基の原発が再稼働され、安倍政権は憲法を改悪しようとしています。これでは本当の平和はやってきません。
 3月11日に福島事故から丸7年を迎えましたが、韓国や日本では原発が運転され、核のゴミが毎日生産されています。韓国政府は24基の原発を運転し、各のゴミが毎年750トン生み出されています(通算で1万6千トン)。核のゴミを捨てるところが無いなら、原発は止めるべきです。あまりにも単純で明快な答えです。韓国の「原子力村」の人たちは自分たちの利潤の為に原発を続けています。
 私の住んでいる大田(テジョン)の真ん中に、核のゴミが運ばれています。ここには原子力研究院があり、科学、研究、実験という言葉で核物質を運んでいます。ここでは、小さいけれどハナ炉という原子炉が運転されています。福島事故7周年で、私たちは核のゴミのドラム缶模型を作りパレードをしました。解決法がなければ今すぐ止めるべきです。原発は無差別で大量の殺人になるでしょう。
 人間が人間らしく生きて行くための社会でなくてはなりません。その始まりは全ての核の廃棄です。全ての核兵器をなくし、全ての原発をなくし、対立を止めるべきです。平和への期待が韓国では高まっています。一昨日、『安倍止めろ』と叫ぶ人たちの集会に行き、本当に感動しました。安倍政権を倒すまで連帯して闘います。雪の降る中、多くの人たちと連帯できうれしいです。ありがとうございました。

2018年3月29日
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-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容② はコメントを受け付けていません。

-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容②

被曝労働者のあらかぶさん
 福島被ばく労働裁判を闘っているあらかぶです。私は福岡県北九州市の出身で、鍛冶工として働いてきました。2011年の東北大震災時テレビで繰り返し流される津波の映像を見て本当に大変な事になってしまったと思いました。東北の方々の大変な状況を思うと本当に胸が痛みました。その折、旧知の会社から福島原発事故の収束作業に行かないかと声が掛かり、私は東北の被災地の役に立つなら、自分の溶接の仕事が役に立つだろうと思い行くのを決意しました。
 家族に相談したところ、両親や妻、当時まだ小さかったこどもたちにも反対されました。本当に悩みましたが、悩んだあげく仲間たちと行くことに決めました。
 原発事故の作業現場では、まずその杜撰な管理に驚きました。例えば、平成23年11月からその24年1月まで作業をした福島第二原発4号機建屋の耐震化工事では現場監督の線量計が鳴っているのに大丈夫、大丈夫と言ったり、平成24年10月から平成25年3月まで従事した福島第一原発4号機のカバーリング工事では鉛ベストが20着しかなく、作業員の人数分無いという状況でした。
 現場の状況はこんな劣悪な環境でしたが、私たちは福島のために一刻も早く原発事故を収束させたいという想いで一心で頑張って作業をしました。福島第一原発の雑個体焼却施設の設置工事に従事した、平成25年12月ごろから熱が続き咳が出る風邪のような症状に悩まされるようになりました。
 年末に地元に戻り医師の診察を受けましたが、その際も風邪との診断でした。しかし、年が明け1月10日に電離検診を受けたところ、白血病と言われ目の目が真っ暗になりました。翌日から治療が始まり、胸骨に手回しのドリルで穴を開け髄液を採取する骨髄検針を20回以上繰り返し、輸血も50回ほど受けました。抗がん剤の副作用で、体中の体毛が抜け落ち激しい吐き気や下痢で医療用モルヒネを投与され、常に船酔いした状態でした。
 85㎏あった体重もあっという間に65㎏に落ちました。敗血症で一時危篤状態にも陥りました。死ぬかもしれないという白血病の恐怖や妻やこどもたちを置いていくことの悔しさから夜も眠れぬ日々が続き、この時期にうつ病との診断もされました。
 退院する時は、棺桶かと覚悟をしましたが、末っ子のランドセルを背負う姿だけは見たいと思い苦痛に耐え、平成25年8月に自家末梢血移植を行い退院することができました。
 白血病もうつ病も労災認定されましたが、なぜ私がこの裁判を起こしたかというと東電は自分たちの責任としっかり向き合って欲しいからです。
 私たち原発作業員は、何とか事故を収束させようという一心で作業にあたりました。しかし、東電はその作業員の思いに応えるような労働環境を用意するどころか、私たち労働者を使い捨てるような扱いをしてきました。危険な現場で被ばくのリスクを負いながら働く他の作業員のためにも力になりたいと思います。
 私は、この裁判で東電のこのような姿勢・体質を明らかにして認めさせることで、今後この様なことが繰り返されないことを願い裁判を起こしました。皆さんのご支援をお願いします。
 
自主避難者の長谷川克己さん

 私にとっては理不尽の連続でありました。原発事故直後多くの諸外国が原発から80キロ圏内の住民に避難指示を出したのに、なぜ日本政府は30キロ圏内に留めたのか。なぜ、日本政府は原発事故から間もなくして法律に定めていた国民の被ばく線量年間1ミリシーベルトの閾値を20倍にも引き上げたのか。なぜ、日本政府は予防原則に基づきこどもや妊婦は放射線量の低い地域へ避難させる等の処置をとってくれなかったのか。なぜ日本政府は、今も事故前よりも明らかに高い放射線量の地域に帰還を促すのか。その他にも数々のなぜが、私の頭の中を巡ります。
 振り返れば私がまだ、福島に在住していた頃ネット通販で手に入れたガイガーカウンターを片手に福島県内いたる所の放射線量を昼も夜もなく妻と共に測ってまいりました。妻の妊娠が分かってからは一人で出かけ、帰ってから結果を報告するようになりました。夜を徹して何度も何度も話し合いました。そして、一つの決断にたどり着きました。もう、この国の政府、福島県行政を信じない。自分の子は自分たちで守る、という決断でした。
 守ってくれるはずだと疑いもしなかったこの国に、ふるさとの行政に、諦めを付けるのはつらい決断でした。今までこの国に生きることを、この地に生きることを真剣に考えてこなかった事の報いだと思いました。こどもに申し訳ないと思いました。
 しかし、そう決断してからは、黙々とこの地を離れる準備に取り掛かりました。東京から長年勤めあげた愛着深い会社を退職する準備。親御さんたちと力を合わせて除染活動をするはずだった、こどもの幼稚園PTA会長の辞任。親しい知人や親戚へこの地を離れることを告知し、政府や福島県行政が官製運動のように復興をうたい始めその気運が盛り上がり始める中でしたので、時には周囲の人に怪訝な顔で見られたり後ろ指を指されていることも承知でした。しかし、この子は自分たちで守ると決めれば何とでもないことでした。
 ただ、返す返す悔しいことは本当はこの地に暮らすこどもや妊婦だけでも一時避難をするべきではないか。それは、政府が行うべき事ではないか。本来、私たちが後ろ指を指される事ではないのではないかという事でした。
 そして、原発事故からちょうど5か月が経った平成23年8月11日の朝、私たち家族はふるさと郡山を後にしました。本当は前の日の夜に出るはずだったのですが、辺りが暗くなる中で出かけるのは、夜逃げみたいで悔しいと思い翌朝にしました。
 我家から100m程の所にあった妻の実家に立ち寄り最後の別れを告げ、いよいよ車を動かし始めた時、当時まだ5歳の長男がバアバさよならジイジさよなら、さよなら、さよならと何度も何度も叫び声をあげました。その時、私はこのままでは絶対に終わらせない、この理不尽に必ずけじめを付けてみせるとの思いを心に刻みました。
 もちろん、このとてつもない大事故には、私などではなしえないこと、そうするしか方法がなかったこといろいろな未熟があったことは推察します。しかしながら、日本政府は、福島県行政はこの5年間を掛けて行ってきたことは、私たちに対してまるで被ばくなどなかった、原発事故はコントロールされているなど策略される所業であります。このことに対して、改めてここで強く申し上げたいことがあります。それは、この被ばくをこの原発をなかったことにすることにしたいのは、本当は私たちの方だという事です。
 7年前の3月12日以降、こどもたちの頭の上に大量の放射能が降り注いだ事を無かったことにしたい。自分の判断が悪かったことで、我が子に大量の被ばくをさせてしまった事をなかったことにしたい。住み慣れた愛すべきふるさとが放射性物質で汚されたことを無かったことにしたい。この先、こども達に健康被害が発生するかもしれないという未来など訪れるはずもない。そう、この原発事故を無かったことにしたいのは、私たち市民であり父親であり母親であります。
 しかし、過ぎ去った過去を変えられるはずもないのであれば、この現実に目を背けずに直視し、真実を明らかにし、今からでも行える最善の処置を施していくことがこどもの親としてこの時代に生きる大人として私にできるせめてもの罪滅ぼしであり、責任であると考えます。声を上げれば波風が立つ、このこともこの7年間で充分承知のことであります。ただ、それでもやらなければならない事があると思っています。最後になりましたが、原発事故から2年が経った頃、我が子がまだ長男7歳と長女1歳の時に作った詩を拝読させていただき、私の話を終わらせていただきます。

2018年3月28日
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-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容① はコメントを受け付けていません。

-いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会- 発言内容①

 「いのちを守れ くらしを守れ フクシマと共に 3・21さようなら原発全国集会」でのステージ上での発言をご紹介します。発言者によって、要旨であったりほぼ全文であったりと違いがありますが、その点はご容赦ください。

落合恵子さん(開会挨拶)

 愛国心とは、もし、本来の主体的なそれがあるとすれば、愛するに値する国があり、愛するに値し信頼する政治が有って初めて生まれるものではないですか。私たちから安心と安全と平和と、自分自身を生きる権利を奪っておきながら、何が信頼ですか。努力ですか。福島の人たちの苦しみといら立ちの原因を作ったのは誰なのか。森友も含めて誰が一番奥にいるか証明させましょう。
 ここで、もう一度自分と約束しましょう。私たちはこの21世紀をこの時代をこの日を生きた証として、生き続けましょう。自分自身と約束しましょう。私が考える安全な時代は、私たちの安全と安全保障とは、1.原発を一基もなくすこと。2.在日の米軍基地をなくすこと。3.改憲をさせないこと。
 二言目には国難とおっしゃる改憲の方々に言いますが、お返ししましょう。「国難はあんたたちなんだ」と。

片岡輝美さん(「子ども脱被ばく裁判の会」共同代表)

 先週、京都地裁と東京地裁において原発事故被害者集団訴訟判決が出ました。昨年3月の前橋地裁の判決、10月の福島なりわい訴訟の判決、そして今週の二つの判決が、国と東電の責任を認めたのです。一つ一つの判決が積み重なり、司法の世界を流れを変えさし、安心して生きる権利を回復し、少しずつ近づいている希望を私たちは胸を熱くしながら、実感しています。
 私の住む会津地方は原発事故直後から、「線量の低い会津地方」と言われ、著名な方にも直接「会津は大丈夫でしょう」と言われたことがあります。しかし、私たちの測定でも土壌の汚染や運動着・運動靴に付着したセシウムの数値は確認されています。確実に放射能がありながら、これまで原発事故こども被災者支援法をはじめ様々な支援対象から外された会津地方です。
 ここからの自主避難者も賠償の対象として認められたことが、私は本当にうれしいのです。しかし、その一方で訴えが棄却され、苦しみに全く見合わない賠償金に大きな悔しさを味わっている原告もおられます。それぞれの裁判の原告、弁護団、支援者のみなさん、この判決に至るまでのご苦労と働きに心から敬意と感謝を申し上げます。私たちはこれからも今後される控訴や現在審理中の各種の裁判に加わり、国と東電の責任を決定的なものにしていきましょう。明日のいわき地裁の判決も心から期待しているところです。
 2014年4月末、福島地裁に提訴されたこども被ばく裁判は、こども人権裁判と親子裁判の二つから成り立っています。こども人権裁判の原告は、福島県に住む小学生と中学生の20名です。彼ら彼女らは、自分たちの住む市と町を被告とし、安全な地域で教育を受ける権利の確認を求めています。
 しかし、被告側は授業を受ける者は、自治体に対し措置を求める原告に権利はない。また、低線量被ばくに対して健康リスクの見解が一致していない現状において、自治体が何らかの措置を取る義務はない、と主張しています。
 また、もう一つの親子裁判の原告160名は、福島原発事故が起きても国や県が適切な被ばく回復措置を講じなかったため、こどもが無用な被ばくを強いられたとして国や県に対して原告一人に10万円の損害賠償を求め、SPEEDI等の情報提供や安定ヨウ素剤が配られなかったこと、文科省20ミリシーベルト通達によって学校が再開された問題、山下修二氏の安全宣言問題等を争点としています。
 さらに、低線量被ばくと内部被ばくを大きな争点の柱として、この裁判は進んでいます。つまり、この裁判は福島原発事故以後の放射線防護対策の是非を真正面から問う裁判であり、被ばくによる健康被害の損害なのではなく、無用な被ばくそのもが損害であると捉える初めての裁判です。ご想像の通り、見えないものの損害やリスクを問うて争点とすることには困難が伴います。
 しかし、先週の東京訴訟判決の低線量被ばくのLNDモデルを合理性があると認めたことを追い風として、低線量被ばくと内部被ばくのリスクを裁判で認めさせることで、原告の命や健康、権利が守られるだけでなく、福島県内や放射線汚染のある地域に住むこどもの命や権利も守らせることができると私たちは信じています。これまでに出された13件の公判には関東や関西、時には九州から支援者や60名を超える人たちが集まり裁判の傍聴をしています。毎回行われる意見陳述で訴える親たちの手は震えています。それは、緊張からくる震えではなく、湧き上がる怒りを必死で抑えている震えです。
 今でも放射能を怖がっているのかと言われるが、親が我が子の心配をして何が悪いのかと父親が訴えます。野球に打ち込む時の息子が最も輝いており、彼を応援する自分も本当に幸せを感じる。しかし、試合中に舞い上がる砂埃を見るとセシウムボールが落ちてきているので吸い込んでしまうのではないか、内部被ばくで息子の健康が蝕まられるのではないかと不安が募る。だからこそ、土壌汚染の測定をして欲しいと母親が訴えるのです。
 昨年の8月第11回裁判には、母親に抱かれた幼子から夏休みで避難先から自宅に戻っている小学生から高校生たち7名が原告席に座り、真向かいに座る原告側代理人20にんを見据えていました。彼ら彼女らの視線を制止できる原告代理人はいなかったと思います。真にその光景は圧巻でした。しかし、それはこどもたちを原告席に座らせるような現実を私たち大人が作ってしまったこと、こどもたちに保証されていた安心して暮らす権利を奪ってしまった証拠でもありました。
 2015年の夏から昨年の3月まで被団連は、区域外避難者の住宅無償提供の支援打ち切りを阻止すべく福島県との交渉を重ねてきました。担当者は住宅支援の打ち切り、帰還政策を進める理由として、除染が進んだことや食の安全が確認された事等を取り上げていましたが、最後には必ず原発事故が起きても福島県内に住み続けた県民がいるのですと付け加えました。私は、その言葉を聞くたびに「冗談じゃない。私を勝手に福島県にとって都合の良い県民にするな」と怒りに震えていました。
 2011年3月11日以前から、一般住民を放射能被ばくから守るための原子力防災法と緊急時環境放射線モニタリング指針、そしてSPEEDIは有ったにも関わらず国や自治体、東電はそれを機能させず、自分たちの都合の悪いことは隠蔽し、不要に人々を被ばくさせ、それなのにこの7年自分たちの都合の良いように私たち県民を利用している。内堀県知事は、住宅支援を継続して欲しいと訴える福島県民には面会しないで復興を加速させる県民を笑顔で迎える。県民の総意として何度も福島第二原発の即時廃炉を求めているのに、東電は答えを引き延ばし安倍首相は企業が決める判断として責任を逃れ、原発の再稼働や海外輸出を決めている。一体この不誠実な態度のどこが被災者県民の一人一人に寄り添っているのでしょうか。
 そして、いま広がりつつある新たな福島安全論は、反原発、被ばく容認の立場をとっています。原発は反対、でもこの位の被ばくは問題ないとして福島県に住む人にとって安心とし、今でも放射能を危険と感じる人たちには自分たちが解明した正しい科学知識が必要だといいます。
 しかし、私たちは無知で臆病だから不安を感じるのではない。私たちの中の警報装置が、自分のこどもや自分の命が危険に晒されるかも知れないとあの爆発と同時に鳴り始めたのです。原子炉内にあるべき放射性物質が爆発によって飛び出した事実に不安を感じるのも、事故前には存在しなかった汚染が確認される地域で子育てする時、心配でならないのも当たり前の反応なのです。そして、警報装置が鳴りやまないのは、放射能の測定を重ねて分かった事実があり、この国の政権や東電、福島県が自らの責任を認めず原発事故被害者に誠意を持って向き合うことなく、その人々の生命や権利をないがしろにし続けているからです。
 この7年で気づいた事があります。それは、私たちには事実を知る力、真実を見抜く力、そして本当に重要な事を見分ける力が迫られているのです。その力をフルに使って共に声を挙げましょう。今日、自分が生きる場所でできることを真摯に取り組んでいきましょう。もはや私たちは権力を持つ者にとって都合の良い無力な市民ではないのです。

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