9.1さようなら原発講演会に約2000人

 9月1日、東京・日比谷公会堂を会場に「9.1さようなら原発講演会」が開催され、ほぼ会場の定員に達する、約2000人が参加しました。

写真:田村玲央奈さん


 「3.9つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」でも司会を務めた女優の木内みどりさんが司会を担当。呼びかけ人の鎌田慧さんのあいさつに続いて、バンド「ジンタらムータ」によるオープニングライブで、講演会はスタートしました。



 初めに、福島からかけつけたいわき市議会議員の佐藤和良さんが、この日が関東大震災から90年にあたることにふれて、「今日の集会は、必ずしも福島や浜岡、柏崎刈羽の問題ではない。関東大震災が起これば、この首都圏こそが『原発現地』になりうるという想像力を働かせてほしい」と発言しました。

 呼びかけ人の大江健三郎さんは講演の中で、「脱原発を実現すること、私たちの大切なモラルは次の世代が生きていける社会を残していくことだ」と訴えました。コントグループ「ニュースペーパー」によるコントの後、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんによる講演があり、「私が原子力に反対するのは他人の犠牲の上にしか成り立たないものだからだ」と、データなどを交えながら力強く解説しました。




 呼びかけ人からは澤地久枝さんが「原子力政策に責任のある人の責任を問うていきたい」と発言。内橋克人さんが「『技術の進歩により安全になる原発。私たちの国だけ持たなくていいのか』というような、新しい原発安全神話が猛々しく、メディアを通じて流されている」と、現政権の姿勢を批判しました。閉会のあいさつで、落合恵子さんが「『まるで原発事故などなかったかのように』社会の流れを変えようとしている、そんな政治の中に私たちは生きている。その恐ろしさを心に刻みましょう」と呼びかけました。



 終了後は首都圏反原発連合が主催する「官邸前抗議 日曜版」への参加が呼びかけられ、呼びかけ人や講演を行った小出さんをはじめ、多くの参加者が移動しました。なお、集会には辻本清美衆議院議員からのメッセージも寄せられました。

写真:北川和代さん

※表記のあるもの以外の撮影は今井明さん

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