自主避難者の住宅支援を打ち切るな‐福島県への要望提出

 2月2日、今年3月で福島県の自主避難者への住宅支援が打ち切られようとすることに関連して、「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」を代表し呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)が「住宅無償支援継続の要望書」を福島県へ提出しました。この提出行動は「ひだん連」の6回目の福島県庁交渉に合わせて行われ、さようなら原発実行委員会からも10名が交渉に参加しました。
 交渉の中で自主避難者からは、「避難者の多くは生活困窮で住宅支援があるから生き延びられる。支援が打ち切られれば、死ねというのか」「自宅玄関先3メートのところでセシウムが1平方メートル当たり8万ベクレルもあった、このようなところへ帰れというのか」などと訴えました。
 「ひだん連」は、「知事が交渉の場にきて、ちゃんと明責任を果たせ」と詰めよりましたが、県の担当者は頑なに「私たちが皆さんの要望を聞き、知事に伝えます」と繰り返すばかりで、話は平行線となりました。
打ち切りまであと2ヶ月ほどとなり、先行きの見えない避難者を県は切り捨てようとしています。私たちは、避難者の声に県はもっと耳を傾け、真摯な対応を取ることを強く求めます。

要望書は以下の通り↓
さようなら原発住宅支援緊急声明

コメントは受け付けていません。

Highslide for Wordpress Plugin