高浜原発3号機の再稼働反対!無責任なプルサーマル発電を止めろ!第二議員会館前緊急抗議集会

 関西電力は、6月6日に高浜原発 3号機の再稼働を強行しようとしています。福島原発事故以降、多くの市民は原発の再稼働に不安を抱えています。特に原発周辺の自治体や市民にはその思いが強くあります。にもかかわらず、十分な説明もないまま、関西電力の先月17日の4号機再稼働に続く、今回の再稼働強行は、民意を無視し、営利優先で、安全・安心をないがしろにするものです。
 高浜原発の運転差止めを覆した大阪地裁の判決では、「基準値振動 700 ガル」「耐震補強工事」、解析によって確認したとする「耐震性」、「津波は原発の重要施設に影響しない」など、関西電力の主張のほとんどを丸のみし、新たな「安全神話」をつくり出しました。新規制基準を絶対視するような司法判断とその上に立った関西電力の再稼働強行を認めるわけにはいきません。
 また高浜3号機では、4号機に引き続きプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使いプルサーマル発電をしようとしています。電力会社を取り巻く経営環境が厳しい中で、1本が通常のウラン燃料の9倍の9億円とも言われる異常に高いMOX燃料をわざわざ使うことも問題(その料金は全て電力料金に上乗せされる)ですが、使い終わったMOX燃料の後始末については何も考えられていないことが最も大きな問題です。現行の方針では、MOX燃料を再処理し、再度プルトニウムなどをリサイクルすると描かれています。そのためには新規の再処理工場の建設が不可欠ですが、今現在その具体的計画はまったくありません。新たな再処理工場を受け入れる場所や運営主体・資金さえ明らかでない中で、見切り発車でMOX燃料を使い続けることは、極めて無責任と言わざるを得ません。原発がトイレなきマンションと言われているにもかかわらず、MOX燃料でも同じことを繰り返そうとしています。
 無責任な原発再稼働とプルサーマル発電に対して、さようなら原発1000万人アクションとして、下記の日時に緊急抗議行動を行いますので、ぜひご参加ください。

日  時 : 6月6日(火)13:00~14:00(*共謀罪集会の後に行います)
場  所 : 衆議院第二議員会館前
呼びかけ : さようなら原発1000万人アクション実行委員会
            千代田区神田駿河台3-2-11連合会館1F 原水禁気付
電話 03-5289-8224

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