「9.18さようなら原発首都圏集会」が9月18日に、日比谷野外音楽堂にて開催されました。3月に予定されていた全国集会が中止となり、さようなら原発1000万人アクションとしての屋外での集会は1年ぶりとなりました。当日は、手指の消毒ののち、参加者各自でプログラムをとり、サーモグラフィー通過など、新型コロナウィルス感染症対策を講じました。
発言者と発言要旨は以下の通りです。
◆「オープニングライブ」西川郷子さん(もと上々颱風)と「星ノ飛ブ夜」のみなさん
◆「安倍政権はいかに無責任だったか。でもそれは終わっていない。責任をとらせなくてはいけない」
落合恵子さん(さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人)
◆「安倍政権に続く菅政権について」
佐高信さん(ジャーナリスト)
◆「安倍政権はオリンピックで避難者を追いつめてきた」
村田弘さん(福島原発かながわ訴訟原告団長)
◆「核燃料サイクルの危険性について」
山田清彦さん(青森県反核実行委員会)
◆「日本の核廃棄物はほとんどヨーロッパで処理されている。その工場建設、輸送費用など、日本の消費者が払っている。」
澤井正子さん(元原子力資料情報室)
◆「このコロナ禍でも日本原電は再稼働のための工事を続けている。しかしコロナを理由に住民説明会を行っていない。再稼働をしないのが一番安全だ!」
設楽衛さん(茨城平和擁護県民会議事務局長)
◆「石炭火力発電をまだベースロード電源に据えている日本に、世界から批判が集まっています。」
桃井貴子さん(気候ネットワーク東京事務局長)
◆「菅政権は、安倍政権は、同じ穴のムジナ内閣。原発政策は終わっているのです。早くやめるのが未来の子供たちのため。最終処分場も、再処理工場もできていない。もう終わったものにしがみついているのです」
閉会の挨拶・鎌田慧さん(さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人)
集会参加者は1300人、サイレントデモを基本に日比谷公園から東電前を通り、銀座を抜けデモを行いました。