署名の一部を提出、報告集会

約750万を集めた（1000万筆達成まで継続中）さようなら原発1000万人署名、「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」の一部を衆議院議長に提出、その報告集会を衆議院第一議員会館大会議室で行いました。

横路孝弘衆院議長に180万筆分の署名を提出、議長室に呼びかけ人の鎌田慧さん、落合恵子さん、澤地久枝さんらが訪れ、約750万の思いのこもった要請を伝えました。その後、賛同人から佐高信さんも加わって輿石東民主党幹事長にも陳情、記者会見を経て報告集会を開催。

急用で帰られた大江健三郎さんに代わって呼びかけ人のなかで中心的に話された内橋克人さんはオキュパイ運動にも参加したスティグリッツの言葉として「利益は私物化し損害は社会化する」をあげられ、「その象徴として原発が存在している」と訴えました。

報告集会の世話人である近藤昭一、稲見哲男両衆院議員の進行で行われたこの集会では、菅直人前首相はじめとした議員からもそれぞれ発言を受け、集会の賛同人は、衆参議員79 人に達しています。私たちの「さようなら原発」の声をこれら多くの国会議員に届けることができました。（賛同人リスト）

エネルギー／原子力政策を換える「国民的議論」も始まろうとしている今、実際に政策を換えるのはこれからが肝心です。

写真速報

「さようなら原発１０００万人署名」への賛同国会議員

2012年6月15日

東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、大江健三郎さんらを呼びかけ人とする「さようなら原発１０００万人署名市民の会」が「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」７５４万４０６６人分（6月15日現在）を集めました。

以下の国会議員の皆様が、下記の署名の趣旨に賛同しています。

「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」要請事項

1. 原子力発電所の新規計画を中止し、浜岡をはじめとした、既存の原子力発電所の計画的な廃炉を実施することを求めます。
2. もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」および核燃料再処理工場を運転せず、廃棄することを求めます。
3. 省エネルギー・自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策への転換を早急に始めることを求めます。

「さようなら原発１０００万人署名」賛同人
（五十音順・敬称略　6月15日現在、合計82名）