キャラバン6日、7日目 栃木から群馬へ

●6日目(17日木曜)>
 朝から栃木県内佐野市とその周辺において「足尾鉱毒事件と田中正造フィールドワーク」に参加しました。

 最初は鉱毒事務所のある館林市の雲龍寺を訪れ、周辺の当時と今の環境の違いと事件の経緯について説明があり、今まで知らなかった内容が多くありました。なかでも、農民と警官隊との衝突があったという事実に驚かされ、これが単なる公害ではないことを思い知らされました。
 次に行った渡良瀬湧水池では旧谷中村の跡地を見学し、当時の状況と事件の影響によりその地を追い出された人々の思いが伝わってきました。ここではかつて多くの農民が暮らし、作物を育て、そしていろんな産業が栄えましたが、政府の一方的な強制退去により各地へ移住することになったと知り、今の福島での原発事故で故郷を追われた人々と同じような境遇だと感じました。
 その後、宇都宮市へ移動し、栃木県総合文化センターサブホールにおいて「原発のない未来へ! フクシマキャラバン栃木県大会&パレード」に参加。会場に集まった約250人の前で、視察報告、キャラバン隊の紹介、決意文朗読などを行い、多くの激励を受けました。最後に市内を約1kmほどデモ行進して終了しました。

●7日目(18日金曜)
10時 ~太田地区労と交流(キャラバン隊の活動報告)
10時半~東武太田駅前、街宣活動、署名活動
12時半~昭和電気鋳鋼労組表敬訪問(委員長より春闘に対して賃上げ2万円要求などの報告)
13時半~県立群馬の森公園(朝鮮人強制連行追悼碑)

15時~高崎駅前、街宣活動、署名活動
16時半~自治労群馬県本部表敬訪問(キャラバン隊の活動報告)
17時 ~前橋駅前、街宣活動、署名活動
18時~群馬県教組表敬訪問(キャラバン隊の活動報告)
18時半~群馬県集会(キャラバン隊の活動報告)

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